地底工場

Blenderをいじくっています。

親に生活費を恵んでくれと言われた

両親と私を含む子供が4人で6人家族。超貧乏ではなかったけど、余裕があるわけでもなかった。

毎日普通の生活はできていたけど、借金があるという話も聞いていたのでやりくりするのが楽ではない事は知っていた。

 

私が実家からかなり離れた県外に引っ越して数年後に両親は離婚した。

話を聞いた限り原因は酒だ。

 

父が酒の飲みすぎで倒れ、仕事ができなくなってしまったらしい。

自営業の父は誰にも頼れずただ借金だけが残った。

父は一度入院したが、そんな状態になっても酒を断つことが出来ずに母に見限られた。

私の下にいる弟妹はまだ学校に通うような歳なので、母がどうにかして面倒を見るしかない。

そんな経緯で離婚したらしい。

 

母は仕事を探して家を出て、親戚から援助を受けながら子供二人と暮らしている。

父は新しい仕事を見つけたものの、まともに働いている様子がないと聞いた。

 

そして今日、父から電話がかかってきた。

給料が入るまでの生活費を恵んでくれという電話だ。

自分の子に金をくれと言うのが恥ずかしいなんて事を考えている程の余裕は無い様子だった。

声は枯れそうだったし、やつれている顔が目に浮かぶくらいだった。

 

父がこうなったのは計画性の無さ故だと思っている。

もし私なら子供を4人も作らない。恐らく1人も作らない。

 

理由はこの方と同じ考えだからだ。

同じ不幸をわざわざ自分の子供に再現させたくない。

 

それから酒。父は多分酒に逃げていたんだと思う。

朝から夜まで働き詰めだったし、趣味らしい趣味をしているところを見たことがなかった。そんな状態なら酒でも飲まなければやってられないという事だろう。

 

てっぺんから見れば、父のような生き方こそ、ピラミッドの土台には相応しい生き方なのかもしれないけどね。